『産褥期3 四女の産後1か月の日記+伝えたい産後のリアル』 by 吉田紫磨子(マドレブックス)

産褥記3 妊娠・出産・産後ケア体験記
産褥記3

おはようございます。imacocoです。
吉田紫磨子著、『産褥期3 四女の産後1か月の日記+伝えたい産後のリアル』を読み終えました!感想は、おもしろかった!楽しかった!

この本の表紙に掲載されている美味しそうなおにぎり…私は、先入観で女性が作ったと思っていました。でも、違いました!
この美味しそうなおにぎりを作ったのは、パパでした!(O.M.さん、ごめんなさい…)
感動したので、少し長くなりますが、引用させていただきます。

俺とおにぎり O.M.さん
自分は結婚するまで実家ぐらしで、みそ汁はおろか、おにぎりなんて握ったこともない。
ある日、出産を控えた妻から、「産後は動けないから、おにぎりだけは作って欲しい」とリクエストが。そ、そうか。妻は無類のおにぎり好きだ。飲み屋のシメは必ずおにぎりをオーダーするし、妻の作るおにぎりもなかなかウマい。どうする、俺!? よし、これはチャンスだ。おにぎりくらい簡単だろう。そう思ってさっそく練習を始めた。最初は妻に教えてもらった。ラップに塩をパッパッパとして、飯を盛る。それを手の上にのせて少し丸くし、中に具を詰める。ギュギュッと握れば簡単簡単…なはずだろう!
妻のおにぎりはキレイな三角。なな、何だ、俺のは!うす汚いボールじゃないか。ボロボロだぞ。おにぎりひとつでこんなドラマチックなことになるなんて…。愕然とした。
悔しくて、それから毎日、出勤前に朝練をすることにした。大きすぎる、具が多い、塩気が足りない、まずい…、次々に襲いかかる災難をものともせず、俺は鍛錬した。その甲斐あってだんだん上達し、とうとう合格点が出た。数口で食べられるほどよい大きさ、というのがいいそうだ。産後、妻はずっと俺のおにぎりを食べていた。その母乳を飲んでいる息子だって、突き詰めれば俺のおにぎりで大きくなっているのだ。母乳を出せない男にとって、これは嬉しい。毎日、5個、10個、20個と作るようになり、「多すぎるよ」と言われるほど感謝された。今でもおにぎり作りには自信が持てる。

O.M.さんファミリー、すごいです!

この本を出版してくださった吉田紫磨子さま+サポーターさま、ありがとうございます!

では、今日はこの辺で!

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