父の日

Writings

今日は、父の日。
最近全然父に会えないので、父との思い出を振り返ってみる。

その昔、(たぶん大学を卒業した後)私も父と同じ陶芸の道に進みたかったという話を父にした。その時の父の答えは、「本当にやりたいと思ったことは、周りになんといわれようとも関係なくもうはじめているんだよ。」と話してくれた。

当たり前かもしれないけれど、確かにそうかもと思った。

私の父は、高校生の時に美術の道に進むことを決め、美大生になり、陶芸家になった。私の母とは学生結婚で、いろいろ大変だったと思う。

母は父をサポートし、父のやりたいことは、私達家族を日本から世界へ飛び出させてくれた。

父が大学に勤めていたころ、父は、自分の作品を作りながら、教員としての仕事、個展の準備に忙しかった。

そして、大学を退職した今は、活動の場所はかわったけれど、相変わらず、作品を作り、教員として仕事を続け、個展の準備に忙しい。4人の子どもの子育ては落ち着いたかもしれないけれど、おそらく父と母の忙しさはまだまだ続くと思う。

父の日、おめでとうございます。

今までありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いいたします。

追伸:父によると、デッサンを上達させるこつは、毎日「自分の手」をスケッチすることだそうです。

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